救急車で病院に到着。
病院内ではずっとベッドで移動となる。
まずは頭のCT。
はじめてのCT。頭だけなので、あっという間に終了。
処置室の端っこ(通路?)でベッドに寝たまま待たされる。
このときはまだ、救急隊の人が横にいてくれた気がする。
「CTの結果は大丈夫だったよ。顔の傷は今日はxx先生がいるからxx先生に縫ってもらおう」と言われる。
そして、肩のレントゲンをとることになる。
レントゲン待ちでまたまた放置。
通路のようなところに放置されているのか、通りかかりの先生がわたしの顔の傷を見ては「xx先生に縫ってもらうのがいいね」と言う。
xx先生とやらはそんなに上手な先生なのか・・・。
レントゲンに連れていかれる頃には、救急隊の人はいなくなっていた。
レントゲンに連れていかれるが、人を間違えられ、足のレントゲンを撮ろうとする。
そして、体を右に向けろとか左に向けろとか言われ、「そんなの無理!肩が痛いんだけど!!」と言ったら人違いに気づいて、肩のレントゲンを撮ってもらう。
またまた処置室で放置。
しばらくしたら、手の空いた先生が来てくれ、顔の傷を縫ってくれる。
うわさのxx先生らしい。
傷のまわり数か所に麻酔を打ち、チクチクと縫い、保護テープのようなものを張られる。
またまた処置室で放置。
この後は車いすになったかな。
診察室に移動し、レントゲンを見ながら先生が
「鎖骨が折れているね。鎖骨遠位置端骨折といって、端っこの方が折れているから手術してピンを入れたほうが社会復帰が早いよ。今日入院して、明日手術して、明後日には退院できるよ。ヒマなら明々後日まで入院していって。」と。
まさか骨折しているなんて思ってなかったし、いきなり入院とか手術とか言われて理解不能なんですけど・・・。
隅っこのほうだとくっつきにくいらしく、手術しちゃったほうがいいとのこと。
手術しちゃえば、もう来週あたまから腕は動かせるし、肘から下は自由だと。
なんか、勢いに押され、あれよあれよと入院して手術することに・・・。
すりむいていた右ひざと左手のひらの治療もしてもらう。
キズパワーパットみたいなのを張って、防水シートみたいので保護する。
手術するために、追加の検査をする。
検査待ちの間に会社から電話が入っていることに気づく。もう11時だ。
折り返し電話し、入院して手術することになったと伝える。
かなり驚かれるが、わたしがいちばん驚いているんだから・・・。(さっきまで会社に行けると思っていたし)
尿検査し、全身麻酔のため肺活量の検査をする。
わたし、肺活量が相当弱いらしい。
何度も何人にも「小さい頃ぜんそくだった?たばこ吸う?」と聞かれたがどちらもNO!と答えると、みんな首をかしげていた。
待ってる間、看護師さんに「若く見えるって言われませんか?」と言われる。
救急車で運ばれてきたとき、「40代女性」って聞いていたのに、わたしを見て「え?40代?人が違う?」と思ったと。
「もうひとり20代女性が来るって言われていたから、そっちかと思って・・・(でも、20代ではないよなぁ~)」
最後の心の声まで聞こえたけど、年齢よりも若く見えると言われてうれしくなる。(笑)
そのまま車いすで部屋まで連れて行かれ、遅めの昼食を取ったあと、入院の手続きをする。
入院手続きのために字を書いたら、右手首が猛烈に痛く、腫れていることに気づく。
肩の痛さが優っていたから、全く気付いてなかった。
看護師さんに言ったら、先生に確認してくれ、追加でレントゲンを撮ることになる。
レントゲンを撮ったあと、部屋に戻ってとりあえずは「一時帰宅」の準備。
今入院したところだけど、すぐに「一時帰宅」。(笑)
準備していたら看護婦さんが「右手首も折れてるみたいだから、外出前に診察室に行って」と。
再度、診察室に行き先生がレントゲンを見ながら「ここが折れてる」と説明し、そこを触るが痛くない・・・。
そこは全く痛くないんですけど・・・。
「あれ?じゃあ折れてないのか、おかしいなぁ・・・」と首をかしげる先生。
「とりあえず、固定だけしておこう。手術終わった頃には取っても平気だから」と、ギブス(?)で固定する。
診察のためにエレベーターに乗ったら鏡に自分の姿が映った。
なんと、右ほほが真っ青!
キズは眉毛の上から横だったから前髪で目立たないけど、ぶつけたせいで顔に真っ青なアサが・・・。(涙)
そして、髪の毛のカールが今日はやけにクルクルしている。
触ったら、髪の毛から赤い粉がパラパラと落ちてくる。血が髪の毛について固まったみたい・・・。そんなに血が出たのね・・・。
そのまま外出し、一旦帰宅して入院準備をし、すぐに病院に戻る。
明日手術のため、今日は18時からの夕食後は食べ物禁止、21時以降は飲み物禁止となる。
右手は痛いので、左手で食事する。
頭をぶつけたからか、顔の傷のせいか、夜になったら頭がズキズキ痛んできたので氷まくらを当てて寝る。