2005年03月05日
蘇州観光と上海蟹
駅の近くのホテルで朝食を取る。
バイキング形式で、昨日のバイキングよりは食べるものがある感じ。
バスに乗り、上海から1時間半くらいのところにある蘇州に向かう。
蘇州は東洋のベニスといわれているらしく、水路が多い。
今は、水路も減り、道路に埋められてしまったみたいだけど。
橋の形が本当にベニスみたいできれいだった。
でも、水は汚いんだけどね。
そして、船の中では「商売!商売!」と言いながら、船頭さんが絵葉書やトランプを売っている。(笑)
続いては寒山寺観光。
ガイドさんの説明がすっごい長いから、先まわりをして日向でのんびり。
そんな人が、4,5人いた。(笑)
刺繍工場に行く。
何とかさんが発明した刺繍の技法があり、表と裏で違う柄の刺繍になったりする。
ネコが有名とかで、表は茶色の目のネコが、裏から見ると緑の目になっている。
あと、表がネコで裏が犬なんていう刺繍もあった。
何でそんな風になるんだ?
ランチは江南料理。
中華が毎日続くけど、このランチはすごくおいしかった。
8人テーブルで、全てのお皿が空っぽになった。
張り切ってビールを注文して飲んでいたら、一緒のツアーのおじいさんに
「えっ、ビール飲んでいいの?飲んじゃいけない歳だろ?」っと言われる。
えーっ、そんなに若くは見えないと思うんだけど・・・。
ビールはたいてい1本30元or20元。
ちょっと高級っぽいお店だと、同じビールなのに30元になる。
午後からは、真綿の工場に行く。
蚕から糸を取ってシルク製品を作ったり、綿を伸ばして布団にしたりするところが見れる。
そして、そこで展示即売も。
真綿のかけ布団は6,000円くらい。日本だと数万円するからかなり安い。
圧縮してくれかなり持ちやすくなるし、購入。
2階はシルク製品が売っているけど、こちらはたいして安くもなく・・・。
蘇州観光の最後は、摂政園。
蘇州にはお庭がいっぱいあり、摂政園はそのうちのひとつ。
春・夏・秋・冬とそれぞれの季節ごとに見る方向を変え、それぞれいい景色になっているらしい。
ただ、冬の場合は雪がないと冬っぽい景色にはならず、しかもまだ春の新芽も出てなくてなんだか殺風景だった。
ここのトイレが、全くの中国のトイレだったらしい。
わたしは入ってないんだけど、入りに行った人はことごとく断念して帰ってきていた。
水が流れているだけで扉もなく、他の人と一緒にするらしい。
しかも、男子トイレも見えるらしく、ガイドさんがしてるのが見えたとか・・・。
蘇州の信号は面白く、赤・青が終わるまでの残り時間が数字でカウントダウンされていく。
ただ、そんなカウントもむなしく、誰も交通ルールを守っていない。
バスの運転手さんでさえ、赤信号でも突入したりする。
人や自転車も堂々と車道を通行し、あっちこっちでクラクションが鳴っている。
日本では「歩行者優先」だけど、中国では「勇気のある人優先」と・・・。
上海に戻り、夕飯は上海蟹。
楽しみにしていたけど、出てきた上海蟹はとっても小さい・・・。
食べるところが全然ないし、おしぼりもないし、ガッカリ。
上海蟹以外の食べものも全くいけてなかった。
- by erio
- at 23:56
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