2005年03月04日

北京観光

今日の集合はなんと朝7時。
バスであちこち連れて行ってくれるツアーだから、ゆっくりするヒマもない。

七宝焼き工場に寄りながら、まずはバスで1時間半くらいかけて万里の長城へ向かう。
万里の長城は、北京市内よりも北に位置しているためかなり寒い。
まわりの岩肌には雪も残っているから、0℃くらいかな。

しかも、そこに強風が吹く。
コートのフードをかぶり、手袋しても寒い。
ジーンズの下の皮膚でさえ、チクチクと痛くなる。

万里の長城は全長6300km。
その途中の部分にバスが着き、ゴビ砂漠側に歩いて行くと「男坂」、海側に歩いて行くと「女坂」。
当然、男坂はきつく、女坂は緩やか。
それぞれ、途中の高いところまで行って戻ってくる感じ。

女坂の方が景色がいいというので、女坂をいくことにする。
緩やかといっても、決して緩やかではなく、目黒の「行人坂」よりも急な坂があり、登るだけでくつ下が脱げてくる。
最後は階段になっていて、レンガで不安定だし、強風で飛ばされそうだしで手すりにつかまらないと怖くて登れない。

頂上まではだいたい20分くらい。
ちょっとした広場になっていて、お土産なんかが売られている。
ラクダと記念写真撮るところがあったり、どこの観光地も一緒ね。

ゆっくりしたいが、あまりの寒さに早々に下山。
寒いっていうか、痛いんだよね。

200503041.jpg

北京市内に戻り、午後からは天安門広場と故宮博物館の見学。
故宮博物館は、台湾みたいに建物の中に陳列物が展示してあるのを想像していたら、
全く違い、建物が並んでいて、それを見ていく感じだった。

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「これは、清の時代の建物です、民の時代の建物です」と説明されるたびに、学生の頃に覚えた「随・唐・宋・元・民・清」という言葉が頭の中をよぎる。

ラストエンペラーをテレビでやったときは、結構、一生懸命見て色々と覚えていたのに、すっかり忘れてしまったなぁ。
ちゃんと復習してから行けばよかった。

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2時間くらいかけて、故宮博物館の裏まで抜ける。
時間があったため、その先にある景山公園の展望台まで行って故宮博物館を上から眺める。
上から見ると、本当に広いんだと改めてみれた。
ちょうど夕焼けでとってもきれいだった。

200503044.jpg

さらに若干時間があるってことで、お茶屋さんに行く。
お茶の説明を受け、色々なお茶を試飲。

この後、夕飯を食べてから寝台列車で上海に向かうんだけど、渋滞に巻き込まれてとんでもなく慌ただしいことに・・・。
渋滞中、ガイドさんが運転手さんと話す言葉が荒々しい。
中国語だから何をしゃべっているかは分からないんだけど、とにかく慌てている様子だけが伝わってくる。

だから、こっちも団結してパキパキと行動。
夕飯なんて、20分くらいで終了し、ツアー客が率先してお店を出る。

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