駅の近くのホテルで朝食を取る。
バイキング形式で、昨日のバイキングよりは食べるものがある感じ。
バスに乗り、上海から1時間半くらいのところにある蘇州に向かう。
蘇州は東洋のベニスといわれているらしく、水路が多い。
今は、水路も減り、道路に埋められてしまったみたいだけど。
橋の形が本当にベニスみたいできれいだった。
でも、水は汚いんだけどね。
そして、船の中では「商売!商売!」と言いながら、船頭さんが絵葉書やトランプを売っている。(笑)
続いては寒山寺観光。
ガイドさんの説明がすっごい長いから、先まわりをして日向でのんびり。
そんな人が、4,5人いた。(笑)
刺繍工場に行く。
何とかさんが発明した刺繍の技法があり、表と裏で違う柄の刺繍になったりする。
ネコが有名とかで、表は茶色の目のネコが、裏から見ると緑の目になっている。
あと、表がネコで裏が犬なんていう刺繍もあった。
何でそんな風になるんだ?
ランチは江南料理。
中華が毎日続くけど、このランチはすごくおいしかった。
8人テーブルで、全てのお皿が空っぽになった。
張り切ってビールを注文して飲んでいたら、一緒のツアーのおじいさんに
「えっ、ビール飲んでいいの?飲んじゃいけない歳だろ?」っと言われる。
えーっ、そんなに若くは見えないと思うんだけど・・・。
ビールはたいてい1本30元or20元。
ちょっと高級っぽいお店だと、同じビールなのに30元になる。
午後からは、真綿の工場に行く。
蚕から糸を取ってシルク製品を作ったり、綿を伸ばして布団にしたりするところが見れる。
そして、そこで展示即売も。
真綿のかけ布団は6,000円くらい。日本だと数万円するからかなり安い。
圧縮してくれかなり持ちやすくなるし、購入。
2階はシルク製品が売っているけど、こちらはたいして安くもなく・・・。
蘇州観光の最後は、摂政園。
蘇州にはお庭がいっぱいあり、摂政園はそのうちのひとつ。
春・夏・秋・冬とそれぞれの季節ごとに見る方向を変え、それぞれいい景色になっているらしい。
ただ、冬の場合は雪がないと冬っぽい景色にはならず、しかもまだ春の新芽も出てなくてなんだか殺風景だった。
ここのトイレが、全くの中国のトイレだったらしい。
わたしは入ってないんだけど、入りに行った人はことごとく断念して帰ってきていた。
水が流れているだけで扉もなく、他の人と一緒にするらしい。
しかも、男子トイレも見えるらしく、ガイドさんがしてるのが見えたとか・・・。
蘇州の信号は面白く、赤・青が終わるまでの残り時間が数字でカウントダウンされていく。
ただ、そんなカウントもむなしく、誰も交通ルールを守っていない。
バスの運転手さんでさえ、赤信号でも突入したりする。
人や自転車も堂々と車道を通行し、あっちこっちでクラクションが鳴っている。
日本では「歩行者優先」だけど、中国では「勇気のある人優先」と・・・。
上海に戻り、夕飯は上海蟹。
楽しみにしていたけど、出てきた上海蟹はとっても小さい・・・。
食べるところが全然ないし、おしぼりもないし、ガッカリ。
上海蟹以外の食べものも全くいけてなかった。