2005年05月08日

エデンの東

1列目だったんです。端の方だったけど。
舞台上に藁が敷いてあって、藁の匂いとか、煙草の匂いとか、近くだから感じられるものをいっぱい感じることができるのはいいんですけど、出演者がちょうど通るドアのそばで、出演者が走り抜けたりすると結構埃が立つんですよ。

そのたびにくしゃみが出ちゃって、ちょっとまわりの方に申し訳なかったです。
でも、それ以上に目がかゆいのなんの。
終ってから目を見たら、すっごい真っ赤でしたよ。
っていうか、まだ真っ赤で、痛いんですけど・・・。

セットはまわったりせず、固定のものでした。
ドアが4つあり、上手から
 ・トラスク家の玄関のドア
 ・キッチンのドア
 ・ベッドルームへのドア
 ・モントレーのキャルの母の部屋のドア
それぞれそのドアの出入りで、場面が転換する感じ。
2階部分にも通路が出来ていて、家の外でのやりとりはそこで行われてました。

で、2階部分に松本さんが登場したかと思ったら、いきなり目の前の玄関ドアの前に松本さんが現れ、マジでビックリしました。
思った以上に早い移動で。(笑)

でね、ほんの1mくらい前をウロウロするんです。
うわー、やっぱり肌きたないー。
えー、ここに座るの!近いよ、怖いよー!
みたいな。(笑)

松本さんはがんばっていたと思いますよ。
途中、「あー、モモだ・・・」と当時のことを思い出しちゃったり。

端の方だったんで、キメのシーンがちょっと遠くって、表情とかあまり見えなかったのが残念。
遠くから見てると、泣いてるのか笑ってるのかよく判らなくって・・・。
つまり、どうなの?って感じですかねぇ。

倒れたお父さんに話かけるところで、アブラ役の水谷妃里ちゃんが噛んだりっていうか、ちょっとヘタで・・・。もったいない。
もうちょっと感情を入れてがんばってくれれば、あそこから泣けると思うんだけどね。
優しい感じとキツイ感じを切り分けているつもりだろうけど、ちょっと微妙な感じでした。

最後の松本さんはよかったですよ。
わたし的には、もうちょっと余韻に浸らせてくれると、さらによかったんですがね。
でもね、松本さんは松本さんでした。
いい意味でも、悪い意味でも・・・ってことで、曖昧に〆てみました。(笑)

そうそう、1幕と2幕の間の休憩時間にトイレに行ったんですよ。
4人ほど後ろにいた方が、2幕の話を大きな声でしていて・・・。
友達には「言っていいの?」って聞いてから言っていましたがね、友達どころか4人前のわたしにまで聞こえるのはどうかと・・・。

何度も観ていても、ネタばれな話しはまわりにも気を遣って欲しいものです。
一応、自分もそんなときには気をつけて小声で話しますが、やっぱり注意が必要ですね、と本当に思いました。

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