2011年07月22日

道東旅行3日目

今日は、まずはカムイワッカの湯の滝に登りに行きます。

途中の道路には、エゾシカやキタキツネが現れます。
エゾシカは、ウトロの人口よりも多いそうで、道のあちこちで見れます。
感動も何もない・・・って感じ。

キタキツネは旅行中でも3,4回しか見かけなかったから、見れるとちょっとうれしかったです。
この子は人間に慣れちゃっている子のようで、どんどん自分から近寄ってきます。
餌をあげる人がいたりして、求めるようになっちゃったんだろうね。

わたしとの距離は1メートルくらいまで来たかな。
ポーズをとって、かわいいのなんの!

ダート道を走り、カムイワッカ湯の滝に到着。
上の方で落石があったとのことで、現在はいちばん下の一の滝までしか行けない。
川の中をズンズンと歩き、川を上っていく。

一の滝までは、そんなに険しいところもなく、裸足でも行けるくらいでした。
わたしはビーサンをはいて登ったけど、降りるときは裸足で降りてきました。

湯温は低く、35度くらいかな。
せっかく水着も着ていったから、滝つぼ(小さいです)でチャプチャプ楽しむ。
天気がいいし、のんびり気持ちよかったー。

知床自然センターに戻り、フレぺの滝まで歩いて行く。
センター横や、途中の森の中でもエゾシカが草を食べています。

草原からは、知床連山がキレイに見えます。
いちばん右が羅臼岳で、いちばん左が硫黄山。
硫黄山の下に、カムイワッカ湯の滝があります。

20分ほどでフレペの滝に到着。
昨日は船の上から見たけど、より近くの陸から見る。
川がなく、岩肌から水がしみ出て滝となっているのがよくわかる。

今日もクルーズはたくさん出ていました。

午後からは知床5湖をめぐるガイドツアーに参加。
知床5湖に入るにあたってのレクチャーを受け(ヒグマクマに出会ったときの行動とか)、さて出発!
ってときに、無線で「ヒグマが出たからツアー中止」の連絡が。
まさに扉を開ける瞬間で残念無念・・・。

この時期はヒグマ活動期のため、ヒグマが出たら2時間くらいはツアーが中止になるとのこと。
今日は午前中にも出て中止になり、結局、1日ダメでしたね。

仕方なく、原生林を歩く別のコースを案内してもらうことになる。
まずは、木道で行ける1湖へ。

知床自然センター横の獣道に入っていく。
ヒグマが蟻を掘った跡を見たり、
エゾシカの糞(夏と冬の違い)の説明を聞いたり、
エゾジカが木の皮を1周食べちゃうと木が死んじゃうとか、
セミの脱皮を見たり、
とにかく自然の中を説明付で満喫する。

一面蕨の草原に見えるけど、この真ん中を通ってきたの。
道も見えないくらいの獣道を、草をかき分けて歩くのよ。
蕨は、腰くらいまでの高さがあります。
蕨は毒性が強いため、シカが食べないからこんなに育つんだって。

原生林を抜け、フレぺの滝(乙女の涙)の裏側にある、「男の涙」という滝。
船からでは分からなかったけど、岸からだと岩から霧状に水がしみ出ているのが分かりました。

行きとは違う道で、原生林を抜けて帰る途中・・・ヒグマが冬眠した穴がありました。
希望者は入っていいっていうので、わたしも懐中電灯を頭につけ、穴の中に入ってみることに!
入口はとっても狭く、腹ばいにならないと通れないんだけど、中は小さく座れるくらい広いです。
木の根っこがいっぱい出ていて、真っ暗なヒンヤリした穴でした。

 
そんなわけで、約3時間のガイドツアーは終了。
知床5湖に行けなかったのはとっても残念だけど、なかなか体験できないことが体験でき、楽しかったです。

今日は天気がよかたので、知床八景のひとつ「夕日台」から夕日を拝む。

夜も晴れていたので、ホテルの側の暗闇から星を眺めました。

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